ぼたもち’s diary

三児(女男男)の母ぼたもちの日々徒然

映画「そして父になる」

先週図書館から借りてきていたDVD。


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夫が子供たちを公園に連れ出してくれたので家でのんびり鑑賞することに。

 

平日の昼に見ても良いんですけどね。

ぼたもちは勤め人のせいか、平日は仕事(アクティブ)、休みにダラダラっていう生活パターンが抜けません(^人^)💦

 

 

タイトル通り、多くのシーンが父目線で描かれていて、その心境の変化とかが描写されてます。

内容的には明確で、すごく理解しやすい映画でした。

(片手間に見てもストーリー理解できるくらい)

 

あまり(多分あえて)描かれていませんが、子供の心情を考えると涙も出てきそうになりましたよ。

 

みんな幸せを望むし、何が正解なんてないのに考え方はバラバラ。

人間は結局、「個」でしかないんだなぁと思いつつも、だからこそ家族というものの形の意義を考えさせられました。

 

 

 

ちょっとだけ、えー?と思ったのが、育てた子を迎えにいったときに抱き締め会うシーンで、父が満足そうに笑っていたのが違和感。

 

私だったら、あんなに満足そうに笑えないな、と。

自分の判断で子供をすごく苦しめていたんだと罪悪感でいっぱいになっちゃう。

 

劇中では子供の気持ちをフォローしきれていない気がして。。笑ってるのを自己満足じゃん!って突っ込みたくなってしまった(*_*)

父性と母性の違いなのか、気持ちや環境、人間性の解釈の違いなのか。。

 

 

他にも、どうしても母親より父親は育児参加が少なくなる傾向にあるかと思いますが、そういう人って、子供に対してこんな考え方をするのかなぁと勉強に?なりましたね。

タイトルを素直に読むと、はじめは〝父ではない→(劇中では心の葛藤を経て)父になる〟んですもんね。

 

対照的に描かれた実の子を育てた電気屋夫婦の父が、必要なのは「(子供と一緒に過ごす)時間だよ」と言い切っていたのが印象的でした。

 

 

私も共働きにかこつけて子供と過ごす時間が少ないことを、ネットで「時間より質が大事!」なんて見て1人て安心していたけれど…。

じゃあその「質」っていうものを真剣に考えたことがあるのかって自問自答です。

 

劇中ですぐに父にはなれなかったのと同じで、私も最近三人目の出産を控えてようやく、母というものを考えられるようになってきたような気がします。

 

ダメな母に、ひたむきに愛情を向けてくれる子供たちに感謝します。